通訳案内士(ガイド)国家試験


レベル6   英検1級、通訳案内士(ガイド)国家試験、TOEIC920、TOEFL99(iBT)
      英語プロの登竜門

通訳・通訳ガイドの実録


語学関連では国内唯一の国家試験。日本政府のVisit Japan構想で今まで以上にその重要性が増すと予想される。合格のための英語力は英検準1級以上1級未満だが、日本の歴史、地理、一般常識を問う邦文試験もあるので英語力だけでは合格は不可能


この試験のすばらしいところはなんと言っても日本文化のすばらしさを再認識できることにあります。日本のすばらしさは日本で生まれ育った人にしかわからないことが数多くあります。日本に訪れる諸外国の方々に、日本という国をありのままに、しかも正しく理解してもらう職業が通訳ガイドであり、日本の国益に短期的にも長期的にも影響する責任あるお仕事です。

しかし、考えてみると、通訳ガイドでなくても、海外で生活をしたことのある人なら、そして日本国内で海外からこられた人と話をする機会を持ったことのある人なら、いかに自分が日本という国のことをうまく伝えられないかを経験しています。そう、英語でコミュニケーションをするひとつの重要な、そして楽しいポイントは、日本という国のすばらしさを諸外国の方々に語ることでしょう。

このような機会を現在、または将来持ちたいと思われる方は、この試験突破を目指して、英語を学ぶことはとても有意義だと思います。

さらに、通訳者、翻訳者を目指すならぜひこの資格を所得しておきましょう。いろいろな場面でこの資格を持っていると日本国内ではその効力を発揮してくれます。

また、十代までのほとんどを海外で過ごしたいわゆる帰国子女の方々にとっては、この資格突破は、他のどの英語資格よりも難しく感じるでしょう。 その理由は、この試験は英文和訳、和文英訳から日本の歴史、地理、時事にいたるまで、英語の運用能力だけでなく、日本に関する知識および日本語の運用能力も試されるからです。

2015年現在、徳島県には英語の通訳案内士が18名いらっしゃいます。

徳島にもすばらしい伝統文化、景観、芸術などが数多くあります。それを英語で徳島に訪れた諸外国の方々に伝えることができれば、とても素敵なことだと思います。「なぜ私たちは英語を学ぶのか」という問いのひとつの答えともいえる通訳ガイドを目指し、一緒に学びましょう!