例えば、「直訳には気を付けて」でお話ししたwater。オックスフォード現代英英辞典によると、a liquid without colour,smell or taste that falls as rain, is in lakes, rivers and seas, and is used for drinking, washing, etcとなっています。
英検準2級レベルの英語力があれば、この中に知らない単語はないと思います。ですよね。平易な表現ですが、文法的に正確でしかも不自然さがない表現になっています。こんな風に英語を話したり書いたりできればいいですよね。でもこれがなかなか難しいんですよね。私も含めて大部分の英語学習者はそうだと思います。
ところで、よく英会話は中学英語で十分だって意見がありますが、私は半分そうかなとも思います。中学英語は通常約1000語。1000語うまく使えれば、かなりのことが言えそうですよね。でも、でもですね、あとさらに1000語で2000語、できればあと2000語で3000語で話したり書いたりできれば、こりゃかなりいろいろなことが言葉で表現できそうですよね。
もちろん会話は相手の言っていることが理解できないと成り立ちません。当然ですよね。読んで分かる、聞いて分かる単語は、英語圏の10~12歳の子供たちが約12000語、よく本を読む子供だとおよそ18000語の単語が認識できるそうですので、「読む」「聞く」ための語彙力はそのあたりが一つの目標になると思います。
「話せる」、「書ける」単語はまず2000語!できれば3000語。この基本英単語を実際どのように使えばいいのかを英英辞典を活用しながらぜひ習得してください。
それでは!